
「キッチンカーを始めたいけれど、補助金って使えるの?」
「車両や設備も補助の対象になる?」
キッチンカーの開業を検討している方の中には、補助金を活用できないか気になっている方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、キッチンカーを使った事業でも、事業内容や導入する設備などが補助対象になる可能性があります。
ただし、「キッチンカーを購入すれば補助金がもらえる」というものではありません。
利用できる制度や対象となる経費、申請条件は補助金ごとに異なります。
岐阜を拠点にキッチンカーの製作・販売を行うN-BASEでは、これまで補助金を活用したキッチンカー製作に関するご相談も多数いただいています。
今回は、そんな実際のご相談も踏まえながら、キッチンカー開業で補助金の活用を検討するときに知っておきたい基本的なポイントをご紹介します。
1.キッチンカー開業に補助金は使える?
キッチンカーを使った事業でも、条件に合う補助制度があれば活用できる可能性があります。
たとえば、創業や新しい事業への挑戦、販路開拓、設備導入などを支援する目的で、国や自治体などがさまざまな補助制度を設けています。
ただし、大切なのは、
「キッチンカーだから対象になる」のではなく、「どのような事業を行うのか」
ということです。
同じキッチンカーでも、
「新しく飲食事業を始めたい」
「店舗だけだった飲食店が、新たにキッチンカーで販売を始めたい」
「キッチンカーを活用して新しい顧客層へ商品を届けたい」
など、事業の目的はそれぞれ違います。
まずは自分がどんな事業を始めたいのかを整理したうえで、目的に合う補助制度がないか確認してみましょう。
2.キッチンカーで検討できる補助金にはどんなものがある?
補助金を探すときには、国の制度だけではなく、都道府県や市町村などの制度も確認することが大切です。
具体的な国の制度のひとつとして、「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」があります。
この補助金には、革新的な新製品・新サービスの開発を支援する枠のほか、既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業への進出を支援する「新事業進出枠」などが設けられています。
たとえば、既存事業を行っている事業者が、新たな事業としてキッチンカーを活用したビジネスへの進出を考える場合など、事業計画によってはこうした補助制度の活用を検討できる可能性があります。
ただし、キッチンカーを購入・製作すれば、この補助金が必ず利用できるという意味ではありません。
対象となる事業や経費には要件があり、申請した経費がすべて補助対象として認められるとは限りません。
利用を検討する場合は、必ずその時点の最新の公募要領を確認してください。
また、国だけではなく地域独自の支援制度が設けられることもあります。
岐阜県内でキッチンカーの開業を考えている場合も、
* 国の補助制度
* 岐阜県の補助制度
* 各市町村の補助・助成制度
* 商工会議所・商工会などの支援情報
など、幅広く情報を集めてみましょう。
キッチンカーを購入してから補助金を探すのではなく、計画段階から情報収集を始めることをおすすめします。
3.キッチンカー本体は補助対象になる?
ここは特に注意したいポイントです。
「補助金が使えるなら、キッチンカーの購入費用も全部対象になるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、車両本体や架装、厨房設備などが補助対象になるかどうかは、利用する補助制度によって異なります。
車両そのものは対象にならなくても、事業に必要な設備や販促など、別の経費が対象になる場合もあります。
反対に、対象になりそうに見える設備でも、公募要領上は対象外となることがあります。
そのため、
「これは補助金で購入できるだろう」
と自己判断して先に進めるのは避けましょう。
必ず、その年度・公募回の最新の公募要領や対象経費を確認することが大切です。
4.補助金を申請する前に購入しても大丈夫?
これも非常に重要です。
補助制度によっては、定められた期間より前に発注・契約・購入したものが、補助対象にならない場合があります。
「まずキッチンカーを注文して、そのあと補助金を申請しよう」
と考えていると、せっかく条件に合う制度を見つけても、対象外になってしまう可能性があります。
補助金を活用する予定がある場合は、申請・採択・交付決定・発注など、その制度で定められている手順を事前に確認することが大切です。
キッチンカーの完成時期を決める際にも、補助金のスケジュールを考慮しておきましょう。
5.補助金は「採択されたらすぐにもらえる」とは限らない
補助金は、申請して採択されれば、その場ですぐにお金が振り込まれるとは限りません。
制度によって異なりますが、事業を実施したあとに、
* 実績を報告する
* 支払った費用を証明する
* 内容の確認を受ける
などの手続きが必要になる場合があります。
そのため、一時的には自社・自分で費用を支払う必要があるケースも考えておかなければなりません。
補助率や補助上限額だけを見るのではなく、「いつ、どのような条件で補助金が支払われるのか」まで確認することが大切です。
6.補助金ありきでキッチンカーを考えない
補助金は、キッチンカーで新しい事業に挑戦するときの大きな後押しになる可能性があります。
しかし、
「補助金があるから、この設備を付けよう」
という順番で考えるのはおすすめしません。
まず考えたいのは、
「どんなお店をつくりたいのか」
です。
何を販売するのか。
何人で営業するのか。
どんな場所へ出店するのか。
どんな設備が必要なのか。
必要なキッチンカーの仕様を考えたうえで、
「その事業計画に活用できる補助制度はないか?」
と探す方が、実際の営業に合った一台をつくりやすくなります。
キッチンカーの車両・設備選びについては、前回の記事「キッチンカー選びで失敗しないために。製作前に知っておきたいポイント」でも詳しくご紹介しています。
7.岐阜でキッチンカーを始めるなら、地域の制度もチェック
岐阜でキッチンカーの開業を考えている場合は、全国共通の制度だけでなく、岐阜県や各市町村の支援制度もチェックしてみましょう。
補助制度は毎年同じとは限りません。
募集内容や対象者、対象経費、申請期間などが変更されたり、新しい制度が設けられたりすることもあります。
そのため、インターネット上の古い記事だけで判断せず、岐阜県や各市町村、商工会議所・商工会などが発信している最新の情報を確認することが重要です。
どの制度を確認すればいいか分からない場合は、地域の商工会議所・商工会などの支援機関へ相談するのもひとつの方法です。
補助金を活用したキッチンカーのご相談実績も多数あります
N-BASEでは、これまで補助金を活用したキッチンカー製作に関するご相談を多数いただいています。
「補助金を活用して新しくキッチンカーを始めたい」
「申請に向けて、キッチンカーの仕様や見積りを具体化したい」
「こんな設備を搭載したキッチンカーをつくれる?」
といったご相談にも、キッチンカー製作会社の立場から対応しています。
もちろん、N-BASEが補助金の採択を保証するものではありません。
しかし、補助金を検討するうえでも、まずは「どんなキッチンカーで、どんな事業をしたいのか」を具体的にすることが重要です。
まだ仕様が決まっていなくても構いません。
N-BASEが大切にしているのは、お客様の
「こんなこと、できない?」
という声です。
どんな車両がいいのか。
どんな設備が必要なのか。
こんなものをキッチンカーに取り付けられないか。
そんな段階から、お気軽にご相談ください。
まとめ|補助金を調べるなら、キッチンカーを購入する前に
キッチンカーを使った事業でも、条件に合った補助制度を活用できる可能性があります。
ただし、制度によって対象者や対象経費、申請時期、補助金が支払われるまでの流れは異なります。
特に注意したいのは、補助制度について確認する前にキッチンカーや設備を発注・購入してしまうこと。
補助金の活用を考えている場合は、まず最新の制度を確認し、そのうえで事業計画とキッチンカーの仕様を考えていきましょう。
N-BASEでは、岐阜を拠点にキッチンカーの製作・販売を行っています。
補助金を使う・使わないにかかわらず、
「こんなキッチンカーをつくりたい」
という想いから、あなたに合った一台を一緒に考えます。
※本記事は補助金の採択や対象経費を保証するものではありません。補助制度の内容は年度や地域、公募回によって変更されるため、申請を検討する際は必ず各制度の最新の公募要領・公式情報をご確認ください。